ここまでの工程は手を抜く事なく丁寧に、そしてここからは素早くこねこねしたそば粉を延ばす作業。最初は丸く、今度はそれを四角く均等な厚みに延ばしていく。
こんな風に手の腹を使って優しくね。そうそう、いい感じよ〜。上手、上手!褒められると嬉しくなっちゃう!
どうです!なかなかじゃないですかっ!しかしここからが大変。力加減がとっても難しいのだ。
あわわ・・・力入れ過ぎて麺棒の跡がくっきりと凹んでしまった…この凹みを直しつつ均等に1〜2ミリの厚さに延ばしながら先ずはひし形を目指す。
何かいびつ・・・これを今度は正方形に。なるのかな・・・
ビリビリ!水の量が均等じゃないから破れるんだって。隣のおにいさん、めっちゃキレイに出来とるがな!
手でなぞって高い所を均等になる様に延ばしてね〜。またまた先生に手を加えてもらい何とかほぼ完成。
さてここからいよいよ最終段階。くっつかないように打ち粉をたっぷりかけながら4分の1に畳みます。それをリズミカルに切るんだって。ここからは相方にバトンタッチ。
細すぎるかな?と思うくらいで丁度良いのだそう。相方なかなかやるじゃん。
ちょっと太くて不均一なのはここで湯がいてもらって試食。人に食べさせる前に味見ぐらいしないとね。残りのマシに出来た蕎麦は持ち帰ります。
うっそー! なんか売ってる蕎麦みたいじゃん!上出来、上出来。
試食の分はちゃんと打ったテーブル毎に大鍋で湯がいてくれる。
見た目は美味しそうだけど・・・調味料を使用した訳じゃないから味がどうのと言う事は無かろう。麺のコシとのどごしの問題だな。
では一つ・・・麺つゆにどぷっと浸けてチュルッと・・・おーっっ!!旨いぞ!コシもあるしツルツルでのどごしも良い!讃岐うどん的なのが散見されるのもご愛嬌。これなら十分出せるね、と相方。
夕方は暑い中、相方が大量の天ぷらを揚げ、メバルの煮付けを作ったりして松剣の家族をもてなしてくれた。今日は叔母も一緒だ。まりもが居たら大はしゃぎだね。きっと大好きな松剣の父の横にべったりくっついて離れないんだろうね。
蕎麦は打ったのだけじゃ足りないからと販売しているのを購入して食べ比べてもらうと、何とも意外や意外 、松剣達が打った蕎麦の方が断然美味しいと言うではないか!何も分からない姪っ子も言うんだから本当だろう。
昨年亡くなった父方の祖母は蕎麦が大好きだった。ばあちゃん、初盆だね。食べさせてあげたかったな・・・
手打ち蕎麦の評価は上々。天ぷらも大好評であっという間に完売。相方、暑い中お疲れ様でした。
今日は先生に随分手伝ってもらったからな。こりゃ次回に向けて大特訓だ!飽きられない様程々にね!
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